会長挨拶(令和6年度)

鹿児島県倫理法人会は令和6年度9月、希望と共に新年度をスタート致しました。この場をお借りして役員、会員の皆様の日頃の倫理活動へのご理解、ご協力に敬意を表すると共に、改めて心から感謝を申し上げます。

令和6年度、倫理研究所は、年度初めの事業方針の中で、2020年の感染症パンデミック以来、戦争・異常気象・食料危機といった、人類の生存を脅かす危機が同時並行的に発生し、「分断ー対立ー破壊」を本質とする悪の力が勢いを増している事。その克服の為にも「日本創生」「地球倫理の推進」をスローガンに掲げ、「共尊共生」の理念の実現を目指す。とりわけ純粋倫理をよりどころとした、道徳的背骨(モラル・バックボーン)を確立、自己変革を志す倫理体験者を増やし、地域と日本の活力向上に資する諸活動を展開するとしています。

鹿児島県倫理法人会は、この活動方針のもと、2年後2000社の目標達成を目指し、3地区、13単会の会長、役員、会員の皆様と共に、法人会活動の活性化、各委員会活動の充実を図って参ります。倫理で学んだ事を素直に実践し、家庭や職場がよくなった体験を通して、自分自身の道徳的背骨(モラル・バックボーン)を確立し、自信を持って体験を語る、実践者へと、自ら自身を成長させて行こうではありませんか。

さて昨年度は、鹿児島県倫理法人会の初の取組みとして、第一回後継者倫理塾が開催され10名の会員企業の後継者の皆様が入塾されました。10月の入塾式から7月の修了式まで、倫理の学びと実践に取り組み、城山ホテル鹿児島で行われた修了式は、本当に素晴らしく感動的な場となりました。今期は卒塾生から多くの単会役員が生まれ、さらに学びと実践を深めています。また後継者倫理塾で得た体験を各単会でご講話頂き、その講話内容のレベルの高さに、とても驚かされるとともに、頼もしく感じています。

万人幸福の栞13条「本(もと)を忘れず、末を乱さず」反始慎終の章に、「終始一貫ということは、成功の秘訣であるが、これが出来ないのは、皆本を忘れるからである。(中略)そうした中でも、最も大切な、わが命の根本(もと)は、両親である。」との一文があります。後継者倫理塾で学ばれ、親、祖先の思いに繋がった後継者の皆様は、今後益々立派に後継者として成長していかれる事でしょう。今後の卒塾生の活躍を、皆様とともに温かく見守りたいと思います。

鹿児島県倫理法人会のスローガンは昨年度に引き続き『信成万事!全ては上手く行っている‼2000社達成!オール鹿児島‼』と致しました。時代が大きく変わろうとしている現代、

憂えそうになる話題には事欠きません。そんな時こそ、倫理の学びと実践の見せ所。宇宙一の言霊(ことだま)「すべては上手く行っている」を合言葉に、「明朗・愛和・喜働」の精神で、いい家庭、いい会社、素晴らしい鹿児島を共につくって行こうではありませんか。

最後になりますが、人口減少・人材不足・コスト上昇等々、困難も多い昨今ですが、倫理の学びと実践で、皆様に明るい未来が開かれますことを祈念し、また、この一年の鹿児島県倫理法人会活動へのご理解、ご協力を重ねてお願いし、ご挨拶とさせていただきます。

 

令和5年 9月吉日
鹿児島県倫理法人会 会長 中江 光秀

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